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健康や介護について専門の先生をお招きした講演会のバックナンバーです。 ▼ 8 . 褥瘡のこわさを知っていますか? (その2) 「褥瘡(床づれ)」についての第2回目。竹下邦子先生のお話です。 前回の講座で、床づれの写真を見ただけでも皆さん「見るに忍びない、耐えられない、家族が治療に当たるのはとても無理ですね」といっていました。 それ程床づれは大変なことなので予防が第1です。 そのために今はいろいろな用具が市販されていますので、その有効な利用と選び方をまずお話しします。 <褥瘡予防の用具は選び方次第でとっても役に立つ!!> 介護用品は身体の状況にあった用具を選ぶこと!これがポイントです。 「介護保険で、エアーマットを借りたのですが、それを使うと起きあがれなくて使っていないのです」という人がいます。 エアマットは、とても種類が多いので、その方の状況に合わせて選べます。 例えばアニータなどに相談してみて下さい。 (私はアニータから宣伝料はもらっていませんが・・・) まずは、専門家や、専門の業者に相談して下さい。 身体の状況を詳しく説明して良く聞いて下さい。 例えば、 ★自力でベッドから離れられる方→残存能力を維持→動きやすく、 予防効果が高いもの→ウレタンなどのマットレス ★ベッドで体を動かすことの出来る方→起座→体位交換しやすく、 予防効果の高いもの→一体形成型エアマットレスなど ★自力で体を動かすことの出来ない方→拘縮→除圧能力の高いもの、 マット圧が高い予防用具→体圧分散と縦横の波動方式のある エアマットレスやウオーターベッドなど ★すでに褥瘡が形成されている方→体位交換をきちんと出来る体制のある。 体位交換をきちんとしたい→圧力センサー付エアマットレスやツイストライン 構造で除圧効果のあるマットレスなど。 これはほんの一部ですが、エアマットレスだけでも本当にたくさんの種類があるのです、 体に合わせて選んで下さい。 <床づれ予防用品は使い方を間違えないで!! 体に合った使い方をしましょう> 円座はさける・・・例えば、足のかかとに円座を使うと円座の当たっている部分に全部の圧力がかかるので避けた方がいいですね! 足のふくらはぎから足のかかとまでのビーズマットなどを使うと良いでしょう。 円座は、足が麻痺して、硬直している方の足の膝と膝の間に挟む時に使うとより効果的です。 体位の工夫・・・体位変換用具をうまく利用すると良いでしょう。 ところで、寝ているときに一番楽な姿勢って皆さん解りますか? 抱き枕を抱えて、足に挟み込んで寝ると楽でしょう。想像してみて下さい。 この様に、寝たきりの方の場合など、こういう抱き枕のような用具が沢山ありますので体位変換するときに利用すると良いでしょう。 使い方というのはとっても重要です。これも専門家にぜひ相談して下さい。 この他、やせてる人・太っている人・乾燥肌・湿潤肌等でそれぞれケアの仕方が変わってきます。 太っている人や湿潤肌の人などは、皮膚呼吸がうまくできない・・・よく拭いてあげる。 肌着をよく替えてあげる。これも床づれ防止には欠かせません。 やせている人は、栄養を充分にとるようにしてあげて下さい。 栄養の状況で、皮膚が弱って、床づれが出来やすい状態になるということもあります。 お風呂に入れない人は、沐浴剤を使う事が多いですがノンアルコールの物を使用すること。など。 本当にその人の体の状況によって異なります。 何度も言いますが、医者、ヘルパー、ケアマネージャー、介護用品販売店などそれぞれの専門家によく相談して下さい。 <床づれ防止は、観察です!> 床づれ防止は介護する方がよく体を観察することが第一のポイントです。 赤くなっている場合はすぐに体位変換をしてその部分を柔らかい布で汗など拭いてクリームや薬用クリームを塗ってあげて下さい。 赤みが消えないようなら床づれになった危険性がありますので医者など専門家に相談して薬を出してもらうなどして下さい。 早期の手当が重要です。気を付けることで、余病が防げます。 床づれは余病の中でも最もやっかいですから本当に気を付けてあげて下さい。 何かありましたら、いつでもお気軽に相談に来て下さい。 E-mailでもお気軽になんでもご相談承っておりますので、どうぞご利用下さい。 |