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健康や介護について専門の先生をお招きした講演会のバックナンバーです。 ▼ 3 . パーキンソンって知っていますか? (その2) 「パーキンソン病」の2回目「家庭で長く暮らすために知っておきたいこと」をテーマに 前回に続き竹下邦子先生にお話していただきました。 1. パーキンソン病の治療は薬物療法! <治療は薬のさじかげん?!> パーキンソンの治療は、医師の薬のさじかげんにかかっていると言われるほど、 いまの時点では薬以外に良い治療方法はありません。 ですからかかりつけの先生に自分の毎日の状況や症状をきめ細かにお話しして 解っていただくことが一番のPointです!! 毎日の状況をメモ(自分の健康日誌・・・食欲、便通,薬を飲む前、飲んだ後、 体調の善し悪しなど)して先生に提出するのは最もよい方法かも? きっと、病院は患者さんがいっぱいで先生と話をする時間が短いでしょうから! これはホント良くないコトですが・・・(-_-;) 現実ですよね・・・ また、40代50代でパーキンソン病にかかっている人も少なくありません。 もちろん治療しながら仕事をしている人がほとんどです。 例えば、会社で会議があるとか、重要な会議の場合などは症状が出ないように 頓服的に薬を調合してもらえることもあります。 漢方薬など服用する場合も必ず、先生に相談して下さい。 <残念なことですが・・・パーキンソンの薬にはいろいろな副作用が出ます> 頭痛・めまい・精神的おちこみ・妄想・夜さわぐ・味が変わるなど・・・ 気になる症状は必ず医師に伝えて対処してもらうこと。 がまんしないでね!我慢は美 徳じゃありませんよ。 <勝手に自分で薬の飲み方を調整しないコト!!> そうです!パーキンソンは薬次第ですから、 自分で今日は調子がよいのでちょっと1回飲むのを辞めておこうかな? なーんて絶対してはいけません。 *薬の飲み方の注意点は、 先生の指示通り、出された薬はきちんと飲むこと!!です。 脳に不足分を補うという目的のため定められた適量を飲まなければならないのですから、それを守って下さい。 自己判断で内服の中止はぜったいしてはダメ!!ですヨ。 *もし勝手に内服を中止した場合、 悪性症候群をひきおこすことがあります→薬をやめた人の10人に1人の割合でおきています。 ↓ 高熱・身体のこわばり・不随運動・ふるえ・激しい発汗 ↓ 意識障害を起こすこともある 飲み忘れを防ぐ工夫も大事です 1回分ずつの薬を仕分けして飲み忘れを防ぐ商品もあります (薬週間投薬カレンダー・薬曜日など)・・・アニータにお尋ね下さ〜い <みかんは薬の効果を高めるって本当ですか?本当です!> *薬の効果を高めるために柑橘類や酢の物を食べる(酸で薬が溶けるため)と良い血行や代謝のため運動をする(薬の効力もよくなる) 過労や睡眠不足はダメ!! 2.パーキンソン病の進行を防ぐためにリハビリを!! <前かがみぎみになるので毎朝姿勢をチェックしましょう!!> *壁や柱に背中をつけて前屈みになっていないかチェックしましょう *積極的に身体を動かし悪化を防ぐ → 動かさないと筋肉がこわばり動きが遅く少なくなる *体操は毎日少しずつ行う→大きな成果、ラジオ体操もOK *パーキンソン体操 背すじのばし 腕のばし 腕立てバランス 膝もちバランス ねがえり おきあがり 歩行バランス 手の運動 下腹筋力アップ しゃがむ 自転車こぎ 顔・口の運動 ・・・ あ・い・う・え・おの発声練習をゆっくりすること 身の回りの色々なことを独力で出来る力を保つことが大切 <便秘はパーキンソン病の特徴の症状です> *自律神経失調で、便通を感じる神経の伝達が悪くなるので 便秘になりやすいのです。 お腹を腸の流れの方向で(右回り)さすると良い。 *体を動かし、水分を良く取ることが大切。 *便秘がひどいことでパーキンソンが解るという例もあるくらいです 心配なときは診断してもらって下さい。 <家にとじこもること自体が症状を悪化させる。> 毎日の生活の中で積極的にこまめに身体を動かす事が大切です 散歩 1日30分 大きく手を振る 買い物 気分転換や緊張感を持つのに役立つ<日中は睡魔がおそってきてもベッドに寝ないでくださ〜い>
*眠くなったら、イスに寄りかかったまま少し眠るとか、
時間を決めて昼寝の時間をとるとかすると良い。
*いつでも眠くなったらベットで寝るという習慣が付くと、
寝たきりの生活になりやすい
3.入院が必要なときはどんなとき?・・・原則的には入院治療は不要です。* 病気の診断が難しいとき * 新たに薬を増量し経過観察が必要なとき * 他の病気の検査、手術の必要なとき以上の内容を竹下先生からお話しいただきました。 この後1時間ほど参加者の方からいろいろ体験談や、 悩んでいることなど話が出ましておしゃべり会が続きました。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 その中で、いま義母さまがパーキンソン病のような気がするから心配で病院へ 行くことを勧めているのですが行かなくて・・・困っているという方がいらっしゃって、 竹下先生からは、パーキンソンは早めの治療が最も大事ですからぜひ早く神経内科で 診断を受けるようにとのお話がありました。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 前回同様、話が尽きなくて、次回に又と言うことで名残惜しくはありましたが終わりました。 下記に参考までにパーキンソン病の重症度の表を掲載しておきますので、ご覧になって下さい。 では、又次回!ぜひご来店下さい。お待ちしています。パーキンソン病の経過 パーキンソン病の重症度(ヤールの分類)
<1度> (片側だけの症状)
身体の片側だけにふるえがある
動作や歩行が遅くなる
だんだん、首などにもこわばりがみられる
<2度> (両側の症状、歩行は正常)
両方の手足に、ふるえ、こわばりがある
前屈みの姿勢が目立ってくる
だんだんバランスが悪くなるが自分で立て直せる
表情がとぼしくなりがち
<3度> (歩行障害)
歩行が小刻みになり、動作もゆっくりになる
すくみ足などがみられ、方向転換がしにくい
前のめりでツツーツと突進することがある
身体のバランスがとりにくいが、家庭内で介助は不要
早口で小声になる
<4度> (介助が必要)
どうにか歩けるが、転びやすい
自分で姿勢を立て直すのがむずかしい
外出ではだんだん介助が必要となる
<5度> (寝たきり)
一人で歩けず、車イスが必要となる
一日中、ベッドで寝ていることが多い
1.ほとんど医師は治療目標を1.2度で進行をくい止めることにおいている。
2.早期発見、早期治療の開始は進行をくい止めやすい
3.進行性だが個人差が大きい
4.下記のようなことを確認しながら生活をする。
* 薬物療法の効果を高める暮らし方をしているか
* その時々の状態に合った運動をしているか
* 患者と医者とのコミュニケーションはうまくいっているか
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